春から秋にかけて、お米ができるまでを各種動画に分けて順次追いかけていきたいと思います。
お米ってできるまでに、88の工程があると言われていて、食卓にあがるまでにかなり時間がかかるんです。それを動画にして追いかけていくという企画です。
今回は第4話となりますので、ぜひお楽しみくださいね。
「コシヒカリ」と「どんとこい」から品種改良で生まれたお米で、甘み・粘り気が強く人気上昇中の品種です。冷めても美味しいと言われており、コシヒカリを超える食味として注目されています。
当社でも毎年お世話になっているお米農家(渡辺正義さん)です。
お米作りにもこだわりを持ち、食味でも米・食味分析鑑定コンクールにおいて、「とねのめぐみ」は数々の入賞をしているほど好評価を頂いているお米です。
その中でも今回は「とねのめぐみ」という品種を動画で追いかけていきたいと思います。
また、こちらのお米は、千葉エコ農産物の認定を受けており、農薬の使用は可能な限り低減し、有機にこだわった土作りのため、毎年収穫後には米ヌカとEMペレットという有機肥料を散布して翌年の田植えに備えています。
ということで、今回は「草刈り&豆知識編」になりますので、ぜひ動画をご覧くださいね。
いかがでしたでしょうか?
勉強になりましたか?(笑)
「米」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれており、お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味なんです。
その88もの手間については動画でも詳しく掲載してますので、ぜひどんな手間がかかっているのかチェックしてみてね。
利根川は大水上山(おおみなかみやま)を水源として関東地方を北から東へ流れ、太平洋に注ぐ一級河川であり、利根川水系の本流でもあります。
河川の規模や日本最大級であり、日本三大河川の一つになります。
まず、草刈りをする重要なポイントは「カメムシ」の発生を抑えるというもの。
カメムシはイネ科の雑草が大好きなので、そのため雑草にイネ科のものがあると、カメムシが寄ってきてしまいます。カメムシが稲の近くで大量発生すると、もちろん圃場にまで進出することもあるんです。
あ、カメムシってよく見るこの虫です。(触ると臭い虫)
左:カメムシ 右:カメムシがかじったお米(斑点米)
穂をつけたばかりの稲にカメムシがついてしまうと、黒い斑点がついたお米になってしまいます。 黒い斑点部分は、実はカメムシがかじった後。見栄えはよくありませんが、カメムシがかじるという事は、農薬をあまり使っていないという証拠なんです。
渡辺農産さんでは、エコ農法でお米を作っているので、カメムシにとっても最高のお米なんです。また、黒い斑点部分を食べても害は全くありませんので、安心してください。それでも、見た目はあまりよくないのでこまめに草刈りをしてカメムシの発生を防いでいるんですね。
もちろんこのままでは見栄えがよくないので、当店では色彩機械機というお米の中の異物を取る機械で、斑点米や石、その他の異物を取り除いてキレイなお米にしています。
電子の目でみて、異物を見つけると空気で弾き飛ばすという機械なんですね。
こういったものを駆使しながら、みなさんの家庭に届けられる形となります^^
今回の撮影を行っているお米農家「渡辺さん」のお米はこちら
千葉県産 極献上とねのめぐみ
(白米・玄米と取り揃えております)
千葉県産 渡辺さんちのコシヒカリ
(白米・玄米と取り揃えております)
さて、次回は草刈り後の動画になりますので、ここからは収穫までの管理。
広大な田んぼを管理するのは、一苦労。この先も色々とやることも盛りだくさん。
ぜひ次回の動画までお楽しみお待ちくださいね。