残暑に入り、新米という文字が目に入るようになりましたね。
新米が入るこの時期だからこそ、新米と古米について改めてご認識いただければもっと食卓が彩るのではないでしょうか?
新米 | 古米 | |
定義 |
収穫される秋頃から12月31日までに精米・袋詰めされたお米 |
収穫されて1年経過したお米 2年経つと古々米、3年経つと古々々米と呼ばれる |
食感 |
もちもち、粘り気がある、やわらかい |
粘り気が少ない、粒感がある |
水分量 |
水分が多い |
少ない |
香り | 甘い香り |
古米臭(米ぬかのような香り) |
古米は水分量が少なく粘り気が少ないので、料理でいえば炒飯などが最適です。
ですが新米と比べると、印象的にも古米は品質が低下しているイメージがありますよね。それでは“期間的”に古米となってしまったお米は美味しく食べられないのでしょうか?
お米を新米のように保つ方法があります。それは【保存方法】です。
石川商店が推奨しているご自宅での保存方法は、よく乾燥させたペットボトルにお米を入れて野菜室で保管する方法です。
詳しい保存方法はこちらから
https://www.gokokumai.co.jp/wp/blog/recommended-ways-to-preserve-rice-and-millets/
お米は生鮮食品なので夏場では1ヶ月から1ヶ月半、冬場は2ヶ月程で食べ切る量のお米を購入していただきこのような方法で保存しておくのが良いでしょう。保存する際のポイントは温度管理、湿度管理、光の遮断、密閉状態であることです。
温度が高いと品質が劣化しやすい為、15℃以下の涼しい場所を選ぶ。
湿度が高いとお米にカビが生えてしまう原因に繋がります。
・光の遮断
光に当たると酸化しやすく風味が落ちるので暗い場所で保存する。
空気に触れるとお米が乾燥していくので風味が損なわれる為、密閉した容器で保存をする。
石川商店ではお客様にご安心いただくために新米も古米も変わらず品質を保つことを意識し、低温倉庫での保管を行なっています。
温度、湿度管理を24時間365日保ちお米の品質が損なわれる環境を作らないよう徹底して管理しています。
実際に石川商店でも店頭やお電話で、お客様から古米のネガティブなイメージをよく聞きます。保存方法をしっかりと行えていれば、古米の品質低下を抑え美味しく召し上がることが出来るのです。
新米と古米の定義や特徴、そして品質を保つ為に大事な保存環境をご紹介させていただきました。少しの知識と工夫で、より美味しい食卓になれればと思います。
この記事を書いた人
近藤 亜沙美
新米スタッフ。湘南生まれ,湘南育ち。石川商店に入社の為千葉県へ移住。通販発送、事務、SNS等を担当。好きな石川商店の雑穀キャラクターは「たかきび兄弟」。
新米スタッフ。湘南生まれ,湘南育ち。石川商店に入社の為千葉県へ移住。通販発送、事務、SNS等を担当。好きな石川商店の雑穀キャラクターは「たかきび兄弟」。