チャレンジキッズ 様
目次
東京、千葉に複数の保育園を展開するチャレンジキッズ。入園希望者が多い人気保育園の秘訣である独自の保育方針と食へのこだわりをお伺いしました。石川商店のお米と雑穀を使用してからの園児の意外な反応とは。
取扱店舗:チャレンジキッズ北千束園 他7園
店舗場所:145-0062 東京都大田区北千束2-7-1 プラティーク北千束グラン1F
電話番号:03-6451-3951
URL :HP、Instagram
取扱商品:千葉県産コシヒカリ、グルテンフリー雑穀ブレンド、千葉県産米粉
細川悠。東京都出身。共立女子大学を卒業後、栄養士としてチャレンジキッズに入社。食物アレルギー除去給食のレシピ開発や、その他給食の取りまとめを担当。在職中に、保育士資格を取得。栄養、保育といった2軸の専門領域を持ちながら、現在は保育業務を中心に従事。
私たち、チャレンジキッズはハンガリー式保育をアレンジした独自のプログラムを基に保育をしています。
法律上、1,2歳の子ども6人に対して保育士が1人必要ですが、私たちは子ども1,2人に対して保育士が1人ついて保育をしています。そのため、園児それぞれの思いや発達段階に合わせた、マンツーマンの保育ができるのが特徴です。
マンツーマンの保育だからこそ、園児をじっくり観察することができるので、なにに困っていて、なにに興味があるかがわかるようになるんです。困っている園児には援助を、興味関心が明らかな園児にはそれに沿った遊びの提供をするよう心掛けています。
たとえば、園児がお着替えで袖を通す時は、一人でできるまで待ってあげる。うまく袖を通せるようにアドバイスをして、最後まで付き添ってあげます。苦労しながら袖を通すことができた園児は目を輝かせながら、「みてみて! ぼく、ひとりでできたよ!」とうれしそうに言ってくれるのです。そこで「すごいね、さすがだね!一人でできたね!」と褒めることで、自信を付けるようにしています。自信が付くとできないこともチャレンジしてみようという意欲が生まれるので、メキメキと成長する園児を目にすることができて本当に幸せですね。
自分はできるという自信、チャレンジしようとする意欲、失敗してもできるまで繰り返す我慢強さといった非認知能力を高めるそんな寄り添った保育をしたいと考えています。
大きく分けると2つあります。
まずは、使用する食材が安心安全であることです。
たとえば、使用しているお醤油は、園長、保育士、調理師と一緒に製造現場へ足を運び、目で見て確認して決めました。
職種の垣根なく視察することで、様々な観点から考慮できることはもちろん、それぞれの立場から親御さんや園児に正確に説明できるようになります。
他の園ではここまですることは少ないですが、自分たちが目で見て納得できるものを園児に食べてもらいたいので今後も大切にしたいですね。
2つめは、食物アレルギーに配慮した給食。
食べることは楽しいという体験を積み重ねて欲しいと考え、3大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)を使用しない給食を提供しています。
アレルゲンが除去された給食であれば、好きな子と好きな時間に楽しい雰囲気で食べることができますよね。その経験こそが、食べる楽しさを感じてもらい、食べる意欲を育むと考えています。
食べる意欲が湧けば、乳幼児期に大切なよく噛んで、飲み込む習慣も身に付けることができるというメリットもあります。
ただ、実現に至るまで本当に大変な道のりでした。
たとえば、パンやスイーツ、パスタを作る際は小麦粉の代わりに、米粉を使っています。
レシピ通りに作っても、米粉だと生地がふくらまずに硬くなってしまうので、最初はおいしくなかったんです。
そのため、おいしさの追求に加えて、園児が噛みやすくて、飲み込みやすくするためゼロからレシピを作ることにしました。
米粉と水の割合や発酵時間を細かく変えてみたり、時に油を少し入れるなどの実験を毎日繰り返していました。
全員で試食をして、意見を出し合いながら、ようやく噛みやすく、飲み込みやすい、味わいのやさしいレシピができたのです。
努力の甲斐あって、園児から大好評です。
米粉を使ったパンやスイーツは、ご家庭ではなかなか食べることはできないので、給食を楽しみにして来園する園児がいるくらいです。
親御さんからレシピを教えてほしいというお声もいただくため、レシピはすべてお渡ししています。家でおいしく作れたと仰っていただくこともあり、本当にうれしいですね。
最近では、アレルギー対応スイーツコンテストで受賞することもできたので、今後も大変ではありますが試行錯誤しながらスタッフ一丸となり、おいしいレシピ開発をしていきたいと考えています。
やっぱり、安心安全で、見た目がきれいでわくわくして、さらにおいしい料理が一番ですよね。
保育方針はもちろん、今後も食にこだわり、私たちが正しいと信じることを真摯に継続していきたいです。
というのも、保育園はある意味で閉鎖的な空間であるからこそなんです。
保育園の中で何が起こっているか、何を食べているかは、園児や働いている人にしかわかりませんよね。
そのため、コストカットのため食材の品質を落としたり、おいしさよりも効率重視で給食を作ることもできます。おいしくないけど、見栄えをよくすることも実はできるんです。でも、それをやってしまったら終わりですよね。
閉鎖的な空間であるからこそ、親御さんの信頼を裏切らないように、私たちが正しい、良いと思うことを実行し続けたいです。他の園とは食の面で品質やおいしさが明らかに違う、誠実な保育園であり続けたいと考えています。
ごはんは、噛めば噛むほど味が変わって甘みが増す食べ物、ナンバーワンだと思っています。おかずと一緒に食べることで、口の中で味わいが変化しますよね。このような味の移り変わりを園児にも体感してほしいので、ごはんにはこだわっているんです。
ごはんがおいしければ、おかずと一緒にバランスよく食べるので、偏食がなくなるというメリットもあります。
味覚が発達してくる乳幼児期だからこそ、ごはんの甘み、旨み、歯ごたえ、舌ざわり、風味を体感してもらい、食べる楽しさを知ってもらいたいので、石川商店さんのお米を使っています。
石川商店さんの方が断然おいしいです。以前は、無洗米のあきたこまちを使用していました。これもこだわったお米だったのですが、実際に食べ比べをしてみて、本当に全然ちがいました。園長を始めとして、保育士、調理師で食べたのですが、あまりの違いとおいしさにびっくりしました。
雑穀は、お昼の雑穀ごはんとして使用しています。「もちあわ、ひえ、もちきび」をブレンドしたものですね。グルテンフリーであることと、園児が噛みやすくて、飲み込みやすいように特別に調合してもらいました。
炊き上がりがきれいで、栄養も取れる、おいしい雑穀ごはんになっていると思います。
異物と不良品がなくて、粒がきれいなことですね。
実際に石川商店さんの選別工場を見学させてもらった際に、徹底的に異物と不良品を取り除いていることがわかりました。
機械で選別した後に、人の手で一粒一粒選別しているなんてすごいですよね。選別している姿を動画で撮影させてもらったので、後日先生たちに見せたところみんなも驚いてましたよ。
「生産者と共に成長し続け、日本農業の活性化に貢献する」という理念にも共感し、石川商店さんには全幅の信頼を寄せています。
よく考えると、ごはんを残す園児がいなくなりました!毎年必ず、ごはんを残す園児がいるのですが、そういえば最近は全然見てませんね。
石川商店さんのお米に変えてから、ごはんを嫌がる園児もいなくなっています。前はおかずばかり食べてごはんだけ残したり、お味噌汁にごはんを入れないと食べない園児が多かったのですが、いまはちゃんと食べています。
子供は、素直で敏感なので、やっぱり味の違いがわかるんですね。いま気がつきましたけど、こんなにも変化があって、びっくりしましたよ。このこと、大きな文字で書けるかもしれないですね!
改めて、いつもおいしいお米と雑穀をありがとうございます。今後も長くお付き合いできれば幸いです。
まずはお気軽にご相談ください
希望が明確でない場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。お米・雑穀のスペシャリストが、貴店に最適な品種の選択からオリジナルのブレンドまで一緒に考え、ご提案いたします。