高齢者専門宅配弁当 宅配クック123 様
目次
月間1.2万食以上の配食を記録する高齢者専門宅配弁当 宅配クック123 木更津・君津店。急成長の秘密や大切にしている想い、石川商店のお米を使用したことによるお客様の反応についてお話を伺いました。
取扱店舗:宅配クック123 木更津・君津店
店舗場所:299-1146 千葉県君津市大和田1-14-3
電話番号:0439-29-6091
URL :HP、Facebook
取扱商品:千葉県産 無洗米
篠塚知美。千葉県茂原市出身。大東文化大学を卒業後、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社に入社。VAIOなどのパソコン周辺機器の資材バイヤーとして国内外を飛び回る。11年間の勤務後、2004年に有限会社Stay Dream Projectを立ち上げ、茂原市八千代にて、串屋横丁のフランチャイズ第1号店をオープン。その後、串屋横丁での経験を生かし、木更津・君津市内に独自の居酒屋を開店し、現在、居酒屋事業は5店舗(庭鶏、君鶏、君式横丁、君式担々麺、きみだこ)に拡大。2014年3月より宅配クック123 木更津・君津店を開店し、千葉県で一番広い配達エリアを担当。
居酒屋事業は、よい時とわるい時の差が激しい夜の事業です。店舗数も増え、仲間も増えたことから、夜の事業特有の不安定さを無くして、経営を安定させたいと考えました。
そこで、お昼の事業で、配食サービスを軸にフランチャイズ加盟先を探したところ、理念にとても共感したのが宅配クック123でした。
その理念とは、「向こう三軒両隣」。
「向こう三軒両隣」とは、古き良き時代の、ご近所付き合いの関係です。親身で、親切、時におせっかいな存在になることを大切していて、直観的にこれだ!と思い、宅配クック123にフランチャイズ加盟することを決めました。
加盟までに、紆余曲折ありましたが、本部の方々や担当いただいた営業の方に大変ご尽力いただいたおかげで無事加盟できました。
一番は、「向こう三軒両隣」です。頭ではわかっているけど、スタッフ全員で腹に落として、日々実践できているお店は少ないんじゃないかな。それくらい、私たちはその考えに従って行動していると思います。
あとは、とにかくお客様に会いに行くことを大切にしています。お弁当を届けることは目的ではなくて、あくまで手段なんです。本当の目的は、お客様の見守りなんですよ。
お弁当をお届けする際に、お客様とお話をする。毎日、お会いするので体調の変化にも気が付きやすいんですよね。もし、体調がすぐれなそうだったり、様子がおかしかったりするとご家族やケアマネージャーに連絡をします。だからこそ、どんなことがあってもお客様に会いに行くことを大切にしています。
ある時、とても大変なことがありました。それは、2019年9月に大型の台風が千葉県に直撃したときのことです。
記録的な暴風により君津市の鉄塔が倒れ、市内全体が夜から停電になりました。翌日の配達も控えているので、私と店長の2人で夜中の2時に会社に集まり、スマホのライトを頼りにお弁当の準備をしていました。
明け方に準備は終わりましたが、どのように配達をするか考えていたところ、配達を担当するスタッフが朝早くから子供を連れて出勤して「今日は学校が休みになったので子供と一緒に配達します!」と言ってくれたんです。
信号機は消えていて、道路には木が倒れているこんな大変なときでさえ、お客様のことを考え、会いに行こうとしてくれる。スタッフの中に使命感が芽生えていたんですよ。本当にうれしかったですね。
スタッフ一丸となって力を合わせて、いつものようにお客様に会いに行きました。お客様には、「こんな被害があるときにわざわざお弁当を配達してくれたの!ありがとう!」と驚きつつも喜んでくれた顔はいまでも忘れません。
いくつかあるのですが、まずはきちんとお米を計量しています。計量カップやお椀などでお米を計るとお米の量が多かったり、少なかったりして炊き上がりに影響がでてしまうので正確に計ることを心がけています。
もちろん、水の量も計量しています。水の量は炊く量に応じて細かく決めています。少なく炊くときは水を控えめにして、多く炊くときは水を多めにするなどの工夫をして、おいしく炊き上がるようにしています。
ごはんだけではなく、おかゆも独自で決めた水の量で炊飯しているので、お客様からおいしいと好評なんですよ。
あとは、前日からお米を水に浸したり、ガス釜で炊飯しています。電気炊飯器と比べると粒立ちとツヤが全然違いますよね。
ガス釜で炊飯する方がおいしく炊けますが、場所によってかたさが違うことがあります。釜の底、中心、表面によってごはんがかたかったり、やわらかかったりするんです。お客様によっては、かため、やわらかめがいいなどの希望があるので、それに応じてごはんを分けているんです。
お弁当に盛り付けるときはやさしく、ふっくらとなるようによそい、すぐにパックを閉めずに、一度冷ましてからパック詰めしてます。熱々のごはんだとパックに水蒸気がついて、それが水滴になりごはんについてしまうとべちゃべちゃした食感になってしまうので気を付けてます。
地元のことを一生懸命考えている姿勢に共感して、お米を使用させていただいたのが最初のきっかけですね。お得なお値段で、おいしいので驚きました。
私たちの配達エリアは、木更津・君津・富津周辺です。お客様にはやはり地元のお米を食べて欲しいじゃないですか。どこのだれが作ったかわからないお米ではなくて、地域で頑張っているお米屋さんから地元のおいしいお米を仕入れたいと思ったんですよね。
本当においしいと言ってくれるお客様が多いです。定期的にアンケートを取っているのですが、いつも好評なんですよ。
冷めた状態でもおいしいので、温めずにそのまま食べているお客様もいらっしゃいます。やっぱりお米のおいしさは冷めたらわかりますよね。私もお弁当をよく食べますが、冷めた状態でごはんを食べてもびっくりするくらいおいしいと思います。
なんといっても、お米のおいしさですよね。
あとは、厨房までお米を運んでくれることです。きちんときれいに、先入れ先出しで並べてくれて助かっています。
以前は、本部からお米を仕入れていましたが、当時は10日に30㎏程度でした。いまは7日に130㎏ほどになったので、いまお米を本部から郵送で仕入れて、1箱1箱荷ほどきをして、厨房に運ぶとなるとあまりの大変さにぞっとしますよね。女性スタッフが多いので、石川商店さんに運んでいただいて本当にありがたいです。
柔軟に対応してくれることもよいと思います。注文数を変更できたり、急な注文があったらすぐに持ってきてくれるので助かっていますね。
お米の袋の大きさも変更していただけて、助かりました。以前は10㎏袋だったのですが、女性が持つのが大変だったり、炊飯の量が5㎏単位だったので、相談したところすぐに変更いただけてありがたかったですね。
作業効率化のために、無洗米の導入を検討していたところ、メリット・デメリットを丁寧に説明いただき、不安なく無洗米に切り替えることができました。石川商店さんとお付き合いできてよかったです。今後も末永くお付き合いさせていただきたいですね。
まずはお気軽にご相談ください
希望が明確でない場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。お米・雑穀のスペシャリストが、貴店に最適な品種の選択からオリジナルのブレンドまで一緒に考え、ご提案いたします。