働く女性のためのフリーマガジン[東京働女]に掲載されました。
おいしい上に身体にもいい。日本人の食の原点である穀物類が、見直されてきている。栄養価も豊富で低カロリー。冷めてもおいしい健康ごはんを毎日の食生活に取り入れよう。
食の多様化により、様々な食品が食卓に並びます。手軽にいろいろな食材を食べられるようになったのはいいのですが、偏食になりがちで、乱れた食生活を送る人が多くなってきました。
食生活の不安から、スローフードやマクロビオティックなどが流行し、伝統的な日本の食文化が見直されています。日本人の食の原点は穀物類を中心とした食生活です。栄養価も豊富で健康にいいと注目されています。
五穀豊穣という言葉がありますが、主に米、麦、豆、あわ、きび(またはひえ)のことをいいます。精白米に比べ、現代人の食生活に不足しがちな各種ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。
未精白の穀物は、噛めば噛むほど独特の甘みがあり、モチモチした食感、香りが楽しめるほか、噛むことが健康にも役立ちます。噛むことで唾液を分泌し、消化を助けます。また、頭のゆがみもキレイになるので美容にも最適です。
日本最古の歴史書「古事記」にも登場する「五穀めし」。神様がくれた五色飯とも呼ばれ、長寿の食べ物として重要視されていました。
今では「五穀米」と名前をかえていますが、実はこの名前、石川商店さんの登録商標なのです。穀物にこだわり、社長も「お米のソムリエ」と言われる米食味鑑定士の資格を取得しています。
その自慢の「五穀米」は、豆類などをプラスし、9種類の穀物をブレンド。国内産原料にこだわり、素材を吟味しています。
白米ごはんと比べて栄養価も豊富。鉄分やカルシウム、食物繊維などは3~9倍も含まれています。1膳の中に、必要な栄養素がぎっしり。毎日の食生活に取り入れれば、足りない栄養素を補ってくれるでしょう。
炊飯器でも、玄米コースを使って炊くことが出来ますが、より香りや豆類の甘みを楽しむなら圧力鍋を使いましょう。前日から浸水しておくと、より柔らかな炊きあがりに。時間と手間をかけることは、スローフードの原点です。
無理せず、毎日少しずつ食べるのがポイントだとか。最初は白米ごはんの隣に盛り付けて、少量ずつ食べると長続きしますよ。健康のためにも、おいしい雑穀生活をはじめませんか?
今回掲載された商品:福っくら御膳