「週間宝島」に掲載されました。
玄米をベースに、ヒエ、キビ、アワなどの雑穀や豆類など、合計9種類もの穀物をブレンドした「五穀米」が登場したのは、今から12年前。当初は炊飯用の生パックで売り出されたが、より簡便性が求められる現在は、「五穀米ごはん」「五穀米おかゆ」のレトルトパックが人気の中心だ。五穀米シリーズの昨年の出荷数は、全体で約30万個にも及ぶという。
「もともと人間というのは、穀物や菜食向きの動物なんです。たとえば歯の構造で言えば、合計32本中、肉を噛み切る形の犬歯は4本だけ。残り28本は野菜をかみ砕いたり、穀類をすりつぶすのに適した形です。また、唾液の成分は、デンプン分解酵素のアミラーゼがほとんど。つまり、人間の体は穀類や豆類を食べるように作られているんです」
玄米はとかくボソボソして固いイメージがあるが、五穀米は小粒のアワ、ヒエ、キビがつなぎ役となっているので、モチモチっとした食感。さらに、豆類の甘さがほどよく調和し、お世辞無しにおいしい。また、栄養価を白米ご飯と比較すると、カルシウム5.2倍、食物繊維6.7倍、鉄部7.3倍と各段に高い。
「玄米には、有害物質を対外に排出するフィチン酸という成分も大量に含まれています。ですから、持続して召し上がることをお勧めします」
今回掲載された商品はこちら:五穀米3合パック