君津の小さなお米屋 石川商店のオコメンです。
10月半ばも過ぎ、続々と各産地から新米や新穀(雑穀の新もの)の入荷ラッシュが続いてます。
うちでは小さなお米屋(小売店)としての立場もあるけど、オリジナル商品と呼ばれるNB商品(五穀米とか)や、プライベートブランドと言われるPB商品も作っているメーカーという立場もあります。
実は会社の敷地内には、工場は大きく分けて2つあるんです。
精米工場(白米、玄米)と、別棟の工場。
精米工場はその名の通りですが、別棟の工場というのは異物除去をする大型機械が入っている、「異物選別の専用工場」なんです。
異物選別の専用工場?
ここでは、玄米や雑穀の異物除去をしていきます。
ただし、この新米、新穀時期に差し掛かるともう大変。うちでは店頭に出す玄米もすべて機械調整をして異物の無い状態で出しているので、機械がフル稼働になるんです。
現物を見て、機械の調整をしていきます。
(あ。これは「もちきび」という雑穀ね)
大型の機械で目にもとまらぬ速さでシュンシュンって流れて、バババッと異物を取り除く。(って止まってるみたいに撮れちゃった。iphoneすごいな(笑))
それから再度異物を除去していく。
これを延々と繰り返します。
だいたい、全国的にも新米時期が9月、10月とかだもんね。
そりゃ全国からいろんな品種が入ってくるから、
機械も順番待ちで詰まります(笑)
嵐の前の静けさのときは、こんなに何もないのに(笑)
なので、単純に機械の処理能力もあるけど、基本的に新米時期からは年明けくらいまでは、ほぼ24時間フル稼働。。。
新米もどんどん入ってきて、 機械での選別が追いつかない。 しばらくは24時間フル稼働。 よっしゃ。頑張れ俺! #コンビニではなくお米屋です #石川商店 #君津 pic.twitter.com/087ux8JBXp
— オコメン (@okomen88) 2015, 10月 9
そう。24時間ということは、もはやコンビニです。
いえ、違います。
ウソつきました。ごめんなさい(笑)
そんな24時間稼働しているものも、やはり機械。
どんなにいい機械を使ったって、使う人がきちんと使わなきゃ意味がないんですよね。一番大切なのはこまめな掃除と、定期的なメンテナンス。
これを怠ると良い製品になりません。
まとめ
どんな機械でも愛情を注いだ分だけ、それに応えてくれるもの。ぞんざいに扱うとへそを曲げたり、壊れたりするので注意していきましょうね。
反抗期になった機械がもしあったら、今度から話しかけてあげると、いいパートナーになれますよ。きっと。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました(´∀`)
お米人(オコメン) 石川紘史
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石川 紘史
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