千葉県君津市にある町の小さなお米屋のオコメンです。
今年(2020年)から千葉県で新たにデビューした新品種「粒すけ」。
この新米がかなり好評価を頂いてるので、ブログで書いていこうかなと思います。
千葉県が13年もの開発期間を経て作った新品種で、粒立ちはしっかりしているのにも関わらず、粘りもあり甘みが強いので色々な料理に合うお米。
というか13年ってすご(笑)
そして、当店でこのお米のキャラクターとして米袋に貼っている、この「おにぎりのイラスト」ですが、実はこのイラスト。
娘が書いたもの。
それを採用しちゃいました(笑)
記念ですもん。その辺はご愛敬ということで♪
この時は、まだ市場に「粒すけ」なんて出てない頃で、お米屋の特権として2019年にテスト栽培された「粒すけ」を先んじて試食してました。
その時に食べた印象としても、粘りや甘みもよく、粒立ちが大きくて食べ応えがあって、ボクらも驚いたのを覚えてます。え、、、コシヒカリより美味いんじゃないか?って。千葉でここまでのもの出来るの!?って。
だからこそ、デビューから販売することにしたんです。
▼目安としてはこの辺の食味です。
デビューはいつ?
そして、本格デビューしたのが2020年の9月。
生産量もあるけど千葉県のPR不足もあって、なかなか全国までは出回っていないのが現状です。それでも、噂を聞いたお客さまからのご注文が絶えず入ってきます。探してる方が多いんだろうなーっていうのがボクの印象。
皆さん揃って、「美味い!」「美味しい!」と。
玄米で30㎏とか、白米で27kgとか購入する方もいてびっくりしつつも、ボクらの目利きも間違ってなかったということで嬉しいです!
(もっとたくさんの人に食べてもらいたいなー)
粒すけの特徴は?
「粒すけ」をちょっと真面目にお伝えしていきます。
全国有数の米どころで、早場米(はやばまい)の産地、千葉県期待の「新米」です。
千葉県が13年もの開発期間を経て作った新品種で、大粒をイメージできて、「自分の子どものように愛着をもってもらいたい」という思いから、「粒すけ」という名前になりました。
実はこんなことまでやってます
うちでは店頭で玄米販売もするので、玄米段階で機械選別をしてます。
これがまーーーーーーーーー大変。
時間かかる(笑)
それでも今年のお米は全国的にも被害粒が多いので、うちのレベルに引き上げるためにやってます。見た目が悪いよりもいい方がいいでしょ?
これをやるとやらないとでは、雲泥の差。
もちろん食味にも影響してくるしね。
美味しいお米を食べてほしいから、ここは手は抜きません。
(店内の玄米はすべて機械選別してます)
4,000種から選び抜かれたエリート
県では、食味が良く、栽培しやすい品種の育成を目指して、平成17年から研究に取り組み、約4,000種類の候補の中から選び抜いたのが「粒すけ」です。
「粒すけ」は食味の良い「コシヒカリ」を母に、茎が短くて倒れにくく、大粒な特徴を持つ「佐(さ)系(けい)1181」(県オリジナル品種「ふさおとめ」の子ども)を父として、人工交配により育成されました。「粒すけ」はそれぞれの長所を引き継いだ、おいしくて作りやすい品種です。大粒でご飯粒が白く、つやがあり、香りや味、さらに炊き上がりがよく、粘りに勝る品種ですので、ぜひ一度ご賞味くださいね。
ふるさと納税でも購入できます
そして、これから年末の時期は税金の還付・控除が受けられる「ふるさと納税」も賢く使っていくのもいいと思います。
当社でやっている「ふるさと納税」はこちら
年末に差し掛かってきたので、今年はコロナやインフルエンザと気を付けないといけないところはあるけど、美味しいものがたくさん出てきたので、美味しいごはんでカラダの中から健康に今年も乗り切っていきましょうね。
ではでは今回はこの辺で。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
お米と雑穀の専門店 石川商店
https://www.gokokumai.co.jp/
石川 紘史
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