北海道弾丸日帰り。スーパーフードの国産キヌアと、もち麦(キラリモチ)の産地への旅。

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千葉県君津市にある町の小さなお米屋のオコメンです。

先日、北海道に行ってきました。それも日帰り(笑)
ほんとは札幌にも行きたかったんだけど、さすがに時間がなさ過ぎて今回は断念。

行ってきた場所は、だいたい旭川周辺。
といってもそれぞれ距離が結構離れてるけどね(笑)

国内で生産することがなかなか難しく、希少なキヌアの生産者さん。

そして、旭川を通り越して白いもち麦(キラリモチ)の生産者さんのところ。

最後はお米のななつぼし、ゆめぴりかの圃場に。

第二の故郷

大学で北海道の深川市ってとこにいたので、北海道は僕にとっては第二の故郷って感じ。

いざ旭川空港に降り立つと、関東に比べてやっぱ湿度が少ない!

気温的には26~27℃ってとこだったけど、カラっとしていてほんと過ごしやすかったー✨

最初は雲も多かったけど、徐々に太陽も出てくれてほんと晴天に恵まれたー☀

レンタカーを借りて、大自然の中を走りながら、懐かしさも込み上げてきてやっぱ北海道すきだなーって感じた。でも、ほんとまっすぐの道が多くて、車で走っても走っても進んでる気がしないのが難点だねw

さて、そうこうしてるうちに今回の目的地の一つでもある、剣淵町の「キヌア」の生産地に。

生産工程や現場を見たり、キヌアの畑で生産者の高橋さんと一緒にいろいろな話を聞けて面白かったなぁ。7年ほど栽培をしているけど、国産キヌアは栽培方法が確立していないから、ほんと当初は失敗の連続だったと。

この土地でいつ植えればよいのか。

どのタイミングで水が必要なのか。

収穫適期はいつなのか。

芽を出さない時もあれば、背丈が急激に小さくなってしまい収量が激減した年も。

そして、単に栽培して収穫するだけでは製品にはならない。

その後には、精白や田畑の夾雑物を取り除かなければいけない。

農産物って作ることはできても、ここの工程が最終的にいいものを作れるかどうかにかかってるんです。

機械設備も数千万単位。

キヌア専用の機械など売ってるはずもないので、試行錯誤の連続で、機械メーカーとの話し合いの末、形が出来上がり、国内で大規模な機械化ができるまでに育っていきました。

「今でも苦労の連続だし、一年に一度しかできないからこそ毎年が勝負」だと。

そんな苦労の話も聞きながらも、「もっとこの国産キヌアを広げていきたい」そんな将来のビジョンも話してくれて、僕らももっともっと応援していきたいし、頑張らなきゃなって感じた一日でした。

当社で取り扱っているこのキヌアは特殊で、通常は苦みやえぐみが強いんですけど、このキヌアは一次処理(特殊な機械で水洗い)をして、苦みやえぐみ成分であるサポニンを取り除いてます。

だから、どんな料理にも使いやすくて美味しいんですよね。

キヌアはほんといろいろな料理にも使えるので、興味ある方はキヌアの商品ページにレパートリーを載せてますのでぜひ^^

次はもち麦(キラリモチ)に

当社でも通販では常に売り上げ上位に入ってくるほどの「もち麦(キラリモチ)」の産地に。

収穫を僕らのために少しだけ待っていてくれて、着いた時には収穫の真っ最中。

やばーーーっ!テンション上がる!!!

そして、ほんと広大な農地。

本州と比べても1枚1枚の農地の規模が違う。

ここは風通しも良くて、日当たりも良くて最高の場所。今年もいいものができそうな予感しかなかったです♪

かっこよくない?

もち麦(キラリモチ)生産者の中野さん。

パワフルだし、勉強熱心だし、何よりも農業に対しての想いが熱い。

中野さんとのつながりも実は逸話がありまして。

中野さんの奥さまが当社で「もち麦(キラリモチ)」を使っているとは知らなかった時に、知らず知らずのうちにいろいろと商品を購入してくれてたという事実も判明したんです。

中野さんが自宅で当社の話をしたら、「え、私石川商店から商品買ってるよ」と(笑)

まさかの事実に僕らもすごいうれしかったし、こんな繋がりもあるんだと驚いたもん(笑)

今回は北海道日帰りという弾丸だったので、そこまで長時間お邪魔はできなかったけど、「次こそは一緒に美味しいお酒を飲みながらいろいろと語ろう!」と約束して帰ってきました。

農作物は人が作る。

だからこそ、僕らは土地ではなく人を見ます。

いい人なら良いものを作る。

それが僕らが大切にしていること。

もち麦(キラリモチ)」も太陽の光をいっぱい浴びて丹精込めて作られたものだから、僕らも最終製品にするのに手間暇を惜しまず、目視手選別を行い、皆様へご提供してます。

当社が品質を上げ、その結果お客様にも喜んでいただけているんだなと思ってます。

ななつぼし&ゆめぴりか

ちょうどお米の花も咲いていて、きれいだったなー。

これもなかなか見れないからね。

ここから実がなり、お米として育っていくんだなとちょっと感動。

これからの天候に期待しながら、美味しいお米になってくれることを祈りたいと思います。

にしてもやっぱ田んぼ1枚とっても北海道はでかいわ。

最後に

やっぱりさ。

いろんな場所に行ったら、美味しいもの食べなきゃ。

せっかく行ったのに、ごはん美味しくなかったら何か残念な気持ちになるもんね(笑)

なので、お昼は本場のスープカレー。

これがめちゃくちゃ美味しかったー!

すでにまた食べたい!笑

そして、夜はジンギスカン。

やっぱ、これだよね。

はー、もはや感想はいらないか(笑)

怒涛の一日だったけど、美味しいものも食べれて、最後に東京の夜景も見れてよい北海道視察になりました✨

ではでは今回はこの辺で。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

お米と雑穀の専門店 石川商店
https://www.gokokumai.co.jp/


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石川 紘史

専務取締役有限会社石川商店
㈲石川商店専務取締役。君津市のお米と雑穀の専門店石川商店にて、お米と雑穀に囲まれ全国へ発信中。 「おいしくって体にいい」「一杯のおかわりで世界を救う」「ごはんから世界を救う」をテーマに日々楽しく、関わる方にも楽しんでいただけるように仕事をしている。 日本農業が元気になるお手伝いと、お米屋として「結び」の大切さを伝え、次世代の子供達へ誇れる世界を作るために日々奮闘中!また、オコメンの愛称で親しまれている。
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